Nintendo Switch Lite 基板修理
【対処法】Switchの画面がゲーム中にフリーズ(固まる)のはなぜ?
Switch/SwitchLite専門修理のゲームドクターです。
先日、お問い合わせにて「Switchの画面がバグってフリーズしてしまったので、対処法を教えて欲しい」といただきました。
実はこのSwitchのバグは結構多く、画面のフリーズ以外にも挙動がおかしくなったり、操作ができなくなったりなどもあります。
このバグは簡単に直せるパターンと修理が必要なパターンの2つに分かれます。
今回はSwicth修理のプロが「Nintendo Switchがバグってしまった時の対処法」をご紹介していきたいと思います。
目次
Switchがゲーム中にフリーズする原因
では、最初にSwitchがフリーズする原因についてみていきましょう。
ゲーム中にカクつきが起こる
ゲーム中にカクつきがあったり、キャラの動きが鈍くなってしまったりすることが稀にあります。
この症状は物理的な故障ではなく、殆どの場合、処理落ちによるシステムの不具合になります。
基本的には再起動やゲーム内の一部のエリアなどで発生することが多く、ゲームのアップデートやSwitchのアップデートでバグ修正が行われ改善します。
なので、カクつきに関しては処理の多いゲームですと発生することがたまにありますが、そこまで気にしなくていいでしょう。
起動画面でフリーズ・ロゴで止まる
このバグも割と多く、起動中のNintendoのロゴで止まってしまい、ホーム画面までいかない症状です。
この症状になった場合、SDカード・ゲームカードを「電源ボタン12秒長押し」を行い改善するかを確認してみてください。
これでも改善しない場合はメイン基板の破損によりロゴフリーズになっている可能性があります。
この場合、修理が必要なのですが、メーカー修理だとメイン基板を交換してしまうので、データが消えてしまいますが、ゲームドクターなら基板修理を行いデータもそのままで修理することが可能です。
ロゴフリーズの修理の詳細に関しては上記のブログをご参考ください。
この3つが実際によくあるバグの種類です。
*実際にはもっと多いですが、全て紹介するとキリがないので、一部例として紹介させていただきました。
では、実際にバグが起きた時に対処法を行っても改善せず、修理になった例を一部紹介していきます。
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Switchがフリーズしたときの対処法
では、Switchがフリーズした場合、自宅でできる対処法をまずは紹介していきます。
Switch本体と周辺機器の接続状況を確認
フリーズが発生した場合、まずはSwitch本体と周辺機器の接続状況を確認し、正しく接続されているかを確かめましょう。
コントローラーや充電器などの接続が緩んでいると、通信が不安定になり、フリーズの原因となることがあります。
接続部分をしっかりと確認し、必要であれば接続し直してください。
接続状況を確認する際には、周辺機器のケーブルが断線していないか、コネクタ部分に汚れやゴミが付着していないかなども確認しましょう。
接続不良は、フリーズ以外にも、ゲームの操作が不安定になるなどの症状を引き起こす可能性があります。
システムの再起動を試みる
Switchを強制的に再起動することで、フリーズが解消されることがあります。
電源ボタンを12秒以上長押しすると、強制的に電源が切断され、再起動されます。
再起動後、フリーズが解消されているか確認してください。
システムの再起動は、ソフトウェアのバグや一時的なエラーを解消する効果があります。
ただし、再起動してもフリーズが解消されない場合は、他の原因が考えられます。
ソフトウェアのアップデート
システムやゲームのソフトウェアが最新の状態でない場合、アップデートを行うことでフリーズ問題が解決することがあります。
アップデートには、バグ修正や性能向上などの機能が含まれているため、定期的にアップデートを行うことをおすすめします。
アップデートは、Switch本体のメニューから行うことができます。 ソフトウェアのアップデートは、開発元が発見したバグを修正したり、システムの安定性を向上させたりするために提供されます。
また、ゲームデータ自体のアップデートも更新が来ていたら、行うようにしましょう。
アップデートを行うことで、フリーズ以外にも、ゲームの動作がスムーズになる、セキュリティが強化されるなどの効果が期待できます。
上記の方法を試しても改善しない場合は、故障が考えられます。
次に実際にゲームドクターで修理した事例を紹介します。
画面がフリーズしたNintendo Switchを修理
今回運び込まれて来たのは「ゲーム中にエラーが発生し、再起動をかけるとロゴでフリーズしてしまったSwitch」となります。
修理前の状態はこんな感じ
このロゴマークから全く進まない状態で、起動がしません。
この症状はよく発生し、基本的に色々対処法を試して直らなければ、メイン基板の破損になります。
ここから分解を行ない修理をしていきます。
基板を検査すると電波を制御するICチップの破損が確認されたため、こちらを交換していきます。
交換が完了すれば、組み立てを行い起動を確認していきます。
無事、起動いたしました。
ここまでの修理期間は2日程でゲームデータもそのままで返却となりました。
Switchのフリーズ問題を防ぐための予防策
Switchのフリーズを防ぐための対処法を次にご紹介していきます。
定期的なメンテナンス
Switch本体や周辺機器の定期的なメンテナンスを行い、ホコリや汚れを除去することで、Switchの故障を未然に防ぐことができます。
本体の通気口などに溜まった埃は本体の発熱の原因にもなるので、ブロワーや綿棒などで丁寧に掃除しましょう。
定期的なメンテナンスは、Switchの寿命を延ばし、フリーズなどの故障を予防する効果があります。
メンテナンスを行う際には念の為、電源を切ってから作業を行うようにしましょう。
適切な使用環境を整える
冷却が十分に行われるよう、Switchを適切な使用環境でプレイすることが重要です。
Switchの動作推奨温度は「5~35℃」となります。
発熱を防ぐために、通風の良い涼しい場所でなるべくプレイしましょう。
また、直射日光が当たる場所や、高温多湿な場所での使用は避けてください。
適切な使用環境は、Switchの寿命を延ばし、トラブルを予防する上で非常に重要です。
特に、夏場や冬場は、室温の変化に注意し、適切な温度環境でプレイすることが重要です。
Switchを修理依頼する方法は?
上記で紹介した対処法や予防策は自分でできる対処法になりますが、ファンが壊れていたり、内部の基板が破損していた場合は修理するしか方法がないです。
特にブルースクリーンなどの発生前などにフリーズを起こすこともあり、この症状は重度破損にもなるため修理対応も慎重選ぶ必要があります。
Switchの修理の依頼方法
Switchの修理方法は「メーカー修理」もしくは「専門の修理店に依頼」の2つになります。
メーカー修理の場合
メーカー修理の場合まずは保証期間を確認するようにしましょう。購入から1年以内であれば、保証期間内となるため無償で修理を受けられる場合があります。
保証期間が過ぎている場合は、有償での修理となります。
修理期間は10日〜2週間程度となります。
データに関しては一部の修理では残りますが、上記で紹介したブルースクリーンなどの基板破損では基板交換となり、データが消える可能性が高いです。
データを消したくない場合は次の専門の修理店に依頼をすうようにしましょう。
専門のSwitch修理店に依頼をする
ゲームドクターのようなSwitchを専門に修理を行う修理店に依頼をするのも1つの手です。
ゲームドクターでは本体の交換などはできないですが、故障した基板を修理する基板修理を行なっているので、基本的にデータをそのままで修理可能です。
もちろん、ファン交換などの通常修理でもデータはそのままで修理可能です。
修理期間も通常修理なら最短1日〜、基板修理などでも2日〜5日程度で修理が完了します。
専門の修理店は店頭で行っているものもあれば、ゲームドクターのように全国どこからでも依頼可能な郵送で修理依頼することも可能な所も多いです。
まとめ
ゲーム中にフリーズする現象は故障の場合もありますし、一時的な不具合の可能性もあります。
故障かどうかを見極めるために原因と対処法を改めて確認してみてください。
もし、故障と思ったら早めに修理やサポートセンター、専門の方に相談をするようにしましょう。
ゲームドクターは今まで1500台以上のSwitchを修理してきた、プロのリペアスタッフが常駐しています。
様々な故障内容に対応しており、「ゲームが読み込まない」、「充電ができない」「高温スリープ」、「水没」、「電源が入らない」、「エラーコード解除」 などほぼ全ての故障に対して修理することが可能です。
SwitchやSwitchLite・最新のSwitch(有機ELモデル)にも対応しております。
基本的にデータも消さずに、最短1日〜で修理対応が可能で、全国どこからでも郵送修理対応が可能です。
まずは、お困りの方はお気軽にご相談ください!
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この記事の監修者
ゲームドクター リペアスタッフ
ゲームドクターでは基板修理などの高度な技術を持ったリペアスタッフが2名在籍。両スタッフがSwitchのみならずスマートフォンやパソコンなどの修理に5年程携わり、NintendoSwitchが発売されて以降、Switch修理の技術を取得。2年程、修理技術の向上に努め、昨年の2020年10月に専門の修理屋として独立。設立後、お陰様で現在までに数百台のSwitch/SwitchLiteの修理をさせていただきました。
これまで数千台規模のデバイス修理やNintendoSwitch/SwitchLiteを修理してきた経験を元に、読者に分かりやすく修理記事をまとめていきます。