Nintendo Switch Lite 基板修理
【データそのまま】電源が入らないSwitch Liteを基板修理
Switch修理専門のゲームドクターです。
今回は「急に電源が入らなくなったNintendo Switch Lite」を修理していきます。
Nintendo SwitchやSwitch Liteの電源が入らなくなるトラブルは非常に多く、その症状の多くが本体基板の破損となります。
メーカー修理に出すと”本体メイン基板の交換”となるので、ゲームデータが消えてしまいます。
しかし、ゲームドクターにお任せ頂ければ、”基板修理”を行うので直ればゲームデータをそのままで修理が可能です。
今回は「電源が入らないSwitch Liteを実際に修理する方法」と「なぜデータが消えないのか?」について記事にしていきます。
電源が入らないSwitch Liteを修理
今回運びこまれてきたNintendo Switchは「ゲーム中に急に電源が落ちてそれ以降入らなくなった」とのことで、お問い合わせをいただきご郵送頂きました。
届いた時の状態はコチラとなります。
充電器に挿しても全く反応が無く、電流値も0Aのままで電気が通っていない状態でした。
確実に基板が破損しています。 このまま分解をしていきます。
メイン基板を取り外し、電源回路をテスターで計測して破損箇所を探っていきます。
そうすると電源ICの破損が確認されたため、交換をしていきます。
このICチップ交換はかなり高度な作業になるので、通常の修理屋さんでは殆ど行なっていません。
慎重に作業をして組み立てて、電流が流れるかを確認していきます。
無事、電源が入りました。 ゲームデータも全てそのままなので、これでまたゲームで遊ぶことが可能です。
SwitchやSwitch Liteは本体基板の破損がよくあるので、お客様にはゲームデータの定期的なバックアップを推奨して、ご返却となります。
【復旧率90%以上】Switch/SwitchLiteの電源が入らない原因と修理方法
なぜ、メーカーでデータが消えるのにゲームドクターでは消えない?
メーカー修理では本体基板が破損すると、”メイン基板の交換”となるため、ゲームデータのバックアップを取っていなければ全て消えてしまいます。
基板が新品になるので、内部のメモリチップも新しくなるので当たり前です。
しかし、ゲームドクターでは破損した基板を直接直すので、内部のメモリチップはそのままでデータが維持できます。
上記で紹介したように破損した電源ICのみを交換するような形となります。なので、全てのゲームデータが残っています。
修理期間はどれぐらい?
修理期間は基板修理となると早くて2日〜最大7日程度となります。
検査に時間がかかる場合が多いので、通常の修理よりは少しお時間をいただいてます。 なるべく早く修理をしてご返送させていただきます。
そして、万が一修理ができない(CPUやメインメモリの破損などの交換ができない部品が破損している)場合は、一切ご料金をいただきません。(往復送料別)
なので、安心してお送りいただければと思います。
まとめ
Nintendo SwitchやSwitch Liteは非常にトラブルの多い機種となります。
もし、同じような症状でお困りの方は、ゲームドクターにお任せください。
プロのリペアスタッフが対応しますので、今回のような重度破損でも修理を行うことが可能です。
ゲームドクターでは基板修理意外にも 「液晶が破損した」、「ゲームが読み込まない」、「充電ができない」「高温スリープ」、「エラーコード」 などほぼ全ての故障に対して修理することが可能です。
全国どこからでも郵送修理対応が可能で、万が一修理が出来なかった場合、修理費費用は一切発生しません。
お困りの方はお気軽にご相談ください!
この記事の監修者
ゲームドクター リペアスタッフ
ゲームドクターでは基板修理などの高度な技術を持ったリペアスタッフが2名在籍。両スタッフがSwitchのみならずスマートフォンやパソコンなどの修理に5年程携わり、NintendoSwitchが発売されて以降、Switch修理の技術を取得。2年程、修理技術の向上に努め、昨年の2020年10月に専門の修理屋として独立。設立後、お陰様で現在までに数百台のSwitch/SwitchLiteの修理をさせていただきました。
これまで数千台規模のデバイス修理やNintendoSwitch/SwitchLiteを修理してきた経験を元に、読者に分かりやすく修理記事をまとめていきます。