Nintendo Switch Lite エラーコードの修理
【修理】Switchにエラーコードが出た後、電源が入らなくなった
Nintendo Switch/Switch Lite修理専門のゲームドクターです。
本日は「遊んでいると急にエラーコードが出て、起動ができなくなったNintendo Switch」の修理レポートをしていきます。
Switchのエラーコードの数は非常に多く、原因も多岐に渡るのですが、殆どの場合が”基板の故障”となります。
基板の故障によるエラーコードは重度の破損になってしまうので、メーカーではデータが消えてしまい、修理を依頼すれば本体交換となりデータが消えてしまいます。。
しかし、ゲームドクターではエラーコードによる基板破損でもデータを消さずに修理を行う事が可能です。
今回は「エラーコードが出る原因」を記事にしつつ、実際の修理レポートを書いていきます。
目次
Switchにエラーコードが出る原因
Switchのエラーコードの原因は多岐に渡り、「本体の経年劣化」や「落下や衝撃」によるものが多いです。
再起動などで解決する場合もあるのですが、それでも解除がされなければ基板が破損しています。
ちなみに任天堂が公表しているエラーコードの番号と対処法は公式ページにも書いてあります。
エラーコードが一度出てしまうと、基本的に起動をすることができず、そのまま電源すら入らなくなることも多いです。
こうなるとメーカーの公式のリペアサービスでは”本体交換”となり、基本的にデータが消えてしまいます。
しかし、ゲームドクターでは”破損基板の修理”という高度な修理技術を活かして、データをそのままでエラーコードを解除することが可能です。
では、実際にゲームドクターで行った「エラーコードが出て起動ができなくなったSwitch」を修理の様子を見ていきます。
エラーコードが出て起動ができなくなったSwitchを修理
では、実際にエラーコードが出て起動が出来なくなったSwitchの修理事例をを見ていきましょう。
修理事例1-Switchにエラーコード「2153-0321」が出て起動ができない
今回運び込まれてきたSwitchは「ゲームをしていると急にエラーコードが出て、再起動すると起動ができなくなった」とご相談をいただき、ご郵送いただきました。
エラーコードからの起動不良はよくご依頼をいただくのですが、起動不良になるとエラーコードが分からないことが多く、本体のメイン基板を外して、破損してそうな箇所を1つ1つチェックしていきます。
大体の場合がICチップ付近もしくはICチップ自体が壊れていることが多いです。
今回はオーディオチップから出る電流値が異常値だったため、一度オーディオチップを交換していきます。
ちなみにICチップの交換はかなり高度な修理技術を必要とします。
交換が完了すれば一度、組み立てて起動させてみます。
無事、起動させることができました!
データもそのままなので、ご依頼主様も喜んでいただけるでしょう。
オーディオチップ破損で出るエラー番号の1つとして「2153-0321」があります。
恐らく、今回はこの番号が出た後に、起動ができなくなってしまった可能性があります。
Nintendo Switch専門修理 よくある故障内容と修理方法を解説
修理事例2-Switchにエラーコード「2101-0001」が出て起動ができない
エラーコード「2101-0001」はゲームドクターにご依頼をいただけるエラーコードの故障の中でも最も多い修理となります。
運び込まれてきた時のSwitchはこんな感じです。
エラーコードの「2101-0001」が発生し全く起動ができない状態です。
このエラーコードは殆どの場合が電源ICの破損となるので、該当のチップを交換していきます。
このM92チップを交換していきます。
非常に修理が多いので、M92チップの部品ストックはかなり多く持っています。
なので、いつ何時でもご対応が可能です。
交換後、起動をさせてみると
無事、復旧いたしました。
もちろん、この症状もデータを消さずに修理が可能となっています。
どちらの故障も原因がハッキリとしているため、2日程で修理が完了しました。
データをそのままで復旧できるのはなぜ?
ゲームドクターでは上記で紹介したように、「ゲームデータが入っている壊れている基板」を修理します。
メーカーでは「データが入っている基板ごと交換」してしまうため、バックアップを取っていないゲームデータは全て消えてしまいます。
そこがゲームドクターとメーカー修理の違いです。
修理期間は通常の修理だと1日〜(往復輸送期間抜き)で返送できるのですが、基板修理は複雑な修理となるため3日〜5日(往復輸送期間抜き)程いただいております。
少しお時間をいただきますが、お客様の大切なゲームデータを残せるように尽力させていただきます。
万が一修理ができない(CPUやメインメモリの破損などの交換ができない部品が破損している)場合は、一切ご料金をいただきません。(往復送料別)
なので、安心してお送りいただければと思います。
まとめ
ゲームドクターでは今まで数百台規模でSwitchを修理してきた、プロのリペアスタッフが常駐しています。 今回のような重度破損でも対応が可能です。
ゲームドクターでは基板修理意外にも 「液晶が破損した」、「ゲームが読み込まない」、「充電ができない」「高温スリープ」、「水没」 などほぼ全ての故障に対して修理することが可能です。
Switchだけでなく、Switch Liteでも修理対応可能です。
基本的にデータも消さずに、最短1日〜で修理対応が可能です。
ゲームドクターは全国どこからでも郵送修理対応が可能で、万が一修理が出来なかった場合、修理費費用は一切発生しません。
まずは、お困りの方はお気軽にご相談ください!
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この記事の監修者
ゲームドクター リペアスタッフ
ゲームドクターでは基板修理などの高度な技術を持ったリペアスタッフが2名在籍。両スタッフがSwitchのみならずスマートフォンやパソコンなどの修理に5年程携わり、NintendoSwitchが発売されて以降、Switch修理の技術を取得。2年程、修理技術の向上に努め、昨年の2020年10月に専門の修理屋として独立。設立後、お陰様で現在までに数百台のSwitch/SwitchLiteの修理をさせていただきました。
これまで数千台規模のデバイス修理やNintendoSwitch/SwitchLiteを修理してきた経験を元に、読者に分かりやすく修理記事をまとめていきます。