コラム
【修理屋が解説】SwitchとSwitchLiteはどちらが壊れやすい?
Switch/SwitchLite専門修理のゲームドクターです。
「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)とNintendo SwitchLite(ニンテンドースイッチライト)のどちらが壊れやすいのか?」
購入前にこんなことを考えた人も多いはずです。
Switchは他のゲーム機に比べて故障率が高く、ユーザーの中でも故障の経験をした人は多いはずです。
殆どの人は機能面で決まる方が多いとは思いますが、できればなるべく壊れない機種を選びたいですよね。
今回は今まで1000台以上のSwitchの修理を受けてきたゲームドクターのリペアスタッフが「SwitchとSwitchLiteどちらが壊れやすいのか?」について徹底解説をしていきます。
目次
Nintendo Switchの機種による機能面の違い
では、最初に現行で発売されているSwitchの機種別の機能や価格の違いについてみていきましょう。
Switch(旧型) | Switch(有機ELモデル) | SwitchLite | |
---|---|---|---|
価格 | 32,978円 | 37,980円 | 21,978円 |
重さ | 398g | 420g | 275g |
本体の大きさ | 102mm*239mm | 102mm*242mm | 91.1mm*208mm |
本体の厚さ | 13.9mm | 13.9mm | 13.9mm |
画面サイズ | 7インチ(有機EL) | 6.2インチ) | 5.5インチ |
バッテリー持続時間 | 旧仕様:2.5〜6.5時間 新仕様:4.5~9時間 | 4.5~9時間 | 3~7時間 |
上の表が主なスペックになります。
SwitchLiteが最も小さく価格的にも良心的です。
SwitchやSwitch(有機 ELモデル)はテレビモードで遊べますが、残念ながらSwitchLiteはテレビモードで遊ぶことができません。
バッテリーの時間などは旧型Switchの旧仕様モデルを除いては殆ど同じような持ち時間となります。
あとはディスプレイが有機ELモデルのみ文字通り、有機ELディスプレイが搭載されていますので、少し価格が割高となっていますが、その他は通常の液晶となります。
遊べるゲームに関しては全機種変わらず、全てのゲームで遊ぶことが可能となっています。
Nintendo Switch/SwitchLiteの機種による壊れやすさ
では、本題に入りたいと思います。
結論から言いますと全機種壊れやすさは変わりません。
過去1000台以上の修理のデータベースを元に、やはり旧型のSwitchが一番修理件数は多いですが、持っている人が多いので、必然と台数は多くなってしまいます。
今年の5月よりの修理件数となりますが、機種の割合はこのような形となります。
Switch 有機ELモデルはまだ発売されて1年ちょいですが、修理が少しづつ増えています。
しかし、旧型のSwitchを持っている方が多いので、件数的には旧型がダントツです。
壊れやすさは変わりませんが、有機ELモデルは故障対策が先代のモデルに比べてされているので、他の機種に比べてやや壊れにくくはなっているでしょう。
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Nintendo Switch/SwitchLiteの機種別の壊れやすい箇所
壊れやすさは各機種、そこまで大差はありませんが、機種別で壊れやす箇所は若干異なってきます。
同様に壊れやすい箇所といえば、「充電ができない」・「電源が入らない」・「液晶が壊れた」・「スティックの不良」などが挙げられます。
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テレビ出力不良はノーマルSwitchのみ
Switchのテレビ出力不良はよくある修理となりますが、SwitchLiteにはテレビ出力の機能がないため、症状としてありません。
有機ELモデルでも同様の症状があり、主に充電口の破損もしくはメイン基板の破損またはテレビドックの故障などが考えられます。
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ゲーム読み込み不良が多いのはノーマルSwitch
ゲームの読み込み不良もノーマルのSwitchが多いです。
実はSwitchLiteとSwitch(有機ELモデル)はゲームの読み込み不良が割と少ないです。
これはゲームカードのパーツの構造にもあるのですが、旧型のSwitchはパーツの関係から他のSwitchよりやや壊れる傾向が多いです。
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自己修理失敗が多いのはSwitchLite
実は自己修理失敗による故障が多いのはSwitchLiteです。
理由としてはSwitchLiteはSwitchのジョイコンのようにスティックがついていますが、ジョイコンではこのスティックの故障(通称:ドリフト現象)が非常に多く、同じスティックがついているSwitchLiteでも同様のドリフト現象が発生します。
ジョイコンであれば買い替えか修理となりますが、SwitchLiteは買い替え=本体の買い替えになるので、選択肢される方は少なく、修理を選択される方が多いです。
任天堂公式修理サービスやゲームドクターでも修理を行なっておりますが、このスティック交換の修理動画や解説のサイトが沢山あるので、自分で修理される方が多いです。
ただ、SwitchLiteはスティックの交換と言えど、難易度が高いため本体を壊してしまう方が多いです。
なので、プロのリペアマンへの依頼もしくは任天堂の公式修理サービスのご利用を推奨いたします。
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結果:自分のゲームスタイルにあったSwitchを購入しましょう
Switchは機種問わず壊れるリスクがどうしてもあります。
現在、3機種発売されている中、自分のゲームスタイルにあったSwitchを購入しましょう。
購入後はしっかりケースに入れて、充電しながらの使用や長時間の使用はなるべく避け、ゲームデータのバックアップは必ず取るようにしましょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
是非、今回の記事を参考にSwitchの購入をご検討してみてください!
万が一、壊れてしまった場合は任天堂の公式リペアサービスもしくはゲームドクターのような専門の修理屋をご利用ください。
ゲームドクターは今まで数百台規模でSwitchを修理してきた、プロのリペアスタッフが常駐しています。
様々な故障内容に対応しており、「ゲームが読み込まない」、「充電ができない」「高温スリープ」、「水没」、「電源が入らない」、「エラーコード解除」 などほぼ全ての故障に対して修理することが可能です。
SwitchやSwitchLite・最新のSwitch(有機ELモデル)にも対応しております。
基本的にデータも消さずに、最短1日〜で修理対応が可能で、全国どこからでも郵送修理対応が可能です。
まずは、お困りの方はお気軽にご相談ください!
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この記事の監修者
ゲームドクター リペアスタッフ
ゲームドクターでは基板修理などの高度な技術を持ったリペアスタッフが2名在籍。両スタッフがSwitchのみならずスマートフォンやパソコンなどの修理に5年程携わり、NintendoSwitchが発売されて以降、Switch修理の技術を取得。2年程、修理技術の向上に努め、昨年の2020年10月に専門の修理屋として独立。設立後、お陰様で現在までに数百台のSwitch/SwitchLiteの修理をさせていただきました。
これまで数千台規模のデバイス修理やNintendoSwitch/SwitchLiteを修理してきた経験を元に、読者に分かりやすく修理記事をまとめていきます。