公開日:2023年01月02日 / 最終更新日:2023年06月29日 Nintendo Switch 充電不良の修理

【要確認】Switchのバッテリー残量が増えない時に確認すべき3つのこと

Switch/SwitchLite専門修理のゲームドクターです。

先日、お問い合わせにて「Switchのバッテリー充電残量が増えない」といただきました。

Switchのバッテリー残量が増えないトラブルは問い合わせとしてよくいただきます。
最終的に充電ができなくなると、電源がつかなくなりゲームで遊ぶことができなくなります。

今回はSwicth修理のプロが「Nintendo Switchのバッテリー残量が増えない理由」・「自宅でできる簡単なチェック方法」について確認していきたいと思います。

Nintendo Switchのバッテリー残量が増えない理由

Switchのバッテリー残量が増えない理由にはいくつかの原因があります。

充電器が壊れている

いつも使用している充電器が壊れるとバッテリー残量が増えないまたは充電が遅い症状になってしまう可能性があります。

Switchの充電器は経年劣化や内部のケーブルの断線などで壊れることがあり、充電マークが反応していて充電が増えない場合などでも故障を疑った方がいいです。

この場合、新しい充電器に変えるもしくは充電器か本体不良の切り分けを行うために、一時的に純正以外のType-Cケーブルで充電を行ってみるのも良いでしょう。

内部システムの不具合

内部の不具合によっても充電不良を起こしてしまう場合があります。

パーセンテージが全く増えない場合は、一度再起動などを行い再度充電器に差してみましょう。

充電口またはメイン基板の破損

上記の2つの対処法で改善しない場合は充電口またはメイン基板の破損の可能性があります。

充電口やメイン基板が破損すると充電ができなくなることが多いですが、稀に充電速度の大幅な低下や充電が増えない症状が出ることがあります。

主にこういった症状の場合、バッテリーの故障が疑われるのですが、残念ながらバッテリーが壊れていることはごく稀で殆どの場合、充電口かメイン基板が壊れていることが多いです。

では、実際のあったゲームドクターの症例と修理方法を次に紹介します。

バッテリー残量が増えないNintendo Switchを修理

今回、問い合わせをいただいたのは、「バッテリー残量が増えなくなって、最終的に全く充電ができなくなったSwitch」となります。

修理前の状態はこんな感じです。

充電器に繋いでも全く充電ができない状態となっていました。

ここから分解を行い、点検していきます。

点検を行うと、充電制御部分のICチップがショートしていたので、まずはこちらを交換していきます。
交換後は値が正常に戻ったので、ここは修理完了となります。

続いて充電口の破損も確認できたため、充電口の交換も行っていきます。

故障箇所は全て復旧したので、一度組み立てを行い充電ができるかを確認していきます。

しっかり充電ができるようになりました。

ここまでの作業時間は2日ほど、データも消さずにそのまま修理完了となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

バッテリー残量が増えない場合、まずは前半で紹介した自分でできる対処をお試しください。
それでも改善しない場合は修理で直ることが殆どですので、充電ができないトラブルになってしまった場合は、是非お気軽にご相談いただければと思います。

ゲームドクターは今まで1500台以上のSwitchを修理してきた、プロのリペアスタッフが常駐しています。

様々な故障内容に対応しており、「ゲームが読み込まない」、「充電ができない」「高温スリープ」、「水没」、「電源が入らない」、「エラーコード解除」 などほぼ全ての故障に対して修理することが可能です。
SwitchやSwitchLite・最新のSwitch(有機ELモデル)にも対応しております。

基本的にデータも消さずに、最短1日〜で修理対応が可能で、全国どこからでも郵送修理対応が可能です。

まずは、お困りの方はお気軽にご相談ください！