Nintendo Switch ブルースクリーン修理
【対処法】Switchがゲーム中にフリーズするのはなぜ?
Switch/SwitchLite専門修理のゲームドクターです。
先日、「Switchでゲームをしているとフリーズする」と問い合わせをいただきました。
ゲーム中のフリーズはオンライン対戦などをしているよ致命的なので、すぐに解決したい人は多いはずです。
また、この症状を放っておくと致命的な故障に繋がる可能性もあります。
今回はSwicth修理のプロが「Switchがゲーム中にフリーズする原因」と「本体の故障かどうかを見分ける方法」について解説をしていきます。
目次
Switchがゲーム中にフリーズする原因
では、最初にSwitchがフリーズする原因についてみていきましょう。
Switchのハードウェアの問題
Switch本体や関連機器のハードウェアに問題があると、ゲーム中にフリーズが発生することがあります。
これにはファンの故障による冷却不足や部品の故障などが含まれます。
冷却不足は、Switch本体が長時間稼働し、内部温度が上昇することで発生します。
特に、夏場や暑い密閉された空間でのプレイは注意が必要です。
また、本体の落下や衝撃による部品の破損もフリーズの原因となる可能性があります。
ハードウェアの故障は、使用頻度や環境によって発生する可能性が高まります。
例えば、頻繁に長時間ゲームをプレイするユーザーや、高温多湿な環境で使用するユーザーは、ハードウェアの故障リスクが高くなります。
ハードウェアの故障を予防するためには、適切な使用環境が重要です。
ソフトウェアのバグ
ゲームやシステムのソフトウェアにバグが存在する場合、フリーズが発生しやすくなります。
特定のゲームで頻繁にフリーズする場合は、バグの可能性が高いです。
ソフトウェアのバグは、ゲーム自体の不具合や、システムアップデートによる不具合などが原因として考えられます。
ソフトウェアのバグはシステム環境との互換性問題などが原因で発生することがあります。
また、ゲームのデータ破損なども原因となる可能性があります。
周辺機器の互換性問題
非純正のコントローラーやアクセサリーを使用していると、互換性の問題から操作がフリーズが発生することがあります。
特に安価な互換性のない周辺機器は、Switch本体との通信が不安定になりやすく、
フリーズの原因となる可能性があります。
周辺機器の互換性問題は、メーカーによって異なる場合があります。
例えば、あるメーカーのコントローラーはSwitch本体と互換性がある一方で、別のメーカーのコントローラーは互換性がない場合があります。
周辺機器を購入する際には、必ずSwitch本体との互換性を確認することが重要です。
Switchがフリーズしたときの対処法
では、Switchがフリーズした場合、自宅でできる対処法をまずは紹介していきます。
Switch本体と周辺機器の接続状況を確認
フリーズが発生した場合、まずはSwitch本体と周辺機器の接続状況を確認し、正しく接続されているかを確かめましょう。
コントローラーや充電器などの接続が緩んでいると、通信が不安定になり、フリーズの原因となることがあります。
接続部分をしっかりと確認し、必要であれば接続し直してください。
接続状況を確認する際には、周辺機器のケーブルが断線していないか、コネクタ部分に汚れやゴミが付着していないかなども確認しましょう。
接続不良は、フリーズ以外にも、ゲームの操作が不安定になるなどの症状を引き起こす可能性があります。
システムの再起動を試みる
Switchを強制的に再起動することで、フリーズが解消されることがあります。
電源ボタンを12秒以上長押しすると、強制的に電源が切断され、再起動されます。
再起動後、フリーズが解消されているか確認してください。
システムの再起動は、ソフトウェアのバグや一時的なエラーを解消する効果があります。
ただし、再起動してもフリーズが解消されない場合は、他の原因が考えられます。
ソフトウェアのアップデート
システムやゲームのソフトウェアが最新の状態でない場合、アップデートを行うことでフリーズ問題が解決することがあります。
アップデートには、バグ修正や性能向上などの機能が含まれているため、定期的にアップデートを行うことをおすすめします。
アップデートは、Switch本体のメニューから行うことができます。 ソフトウェアのアップデートは、開発元が発見したバグを修正したり、システムの安定性を向上させたりするために提供されます。
また、ゲームデータ自体のアップデートも更新が来ていたら、行うようにしましょう。
アップデートを行うことで、フリーズ以外にも、ゲームの動作がスムーズになる、セキュリティが強化されるなどの効果が期待できます。
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Switchのフリーズ問題を防ぐための予防策
Switchのフリーズを防ぐための対処法を次にご紹介していきます。
定期的なメンテナンス
Switch本体や周辺機器の定期的なメンテナンスを行い、ホコリや汚れを除去することで、Switchの故障を未然に防ぐことができます。
本体の通気口などに溜まった埃は本体の発熱の原因にもなるので、ブロワーや綿棒などで丁寧に掃除しましょう。
定期的なメンテナンスは、Switchの寿命を延ばし、フリーズなどの故障を予防する効果があります。
メンテナンスを行う際には念の為、電源を切ってから作業を行うようにしましょう。
適切な使用環境を整える
冷却が十分に行われるよう、Switchを適切な使用環境でプレイすることが重要です。
Switchの動作推奨温度は「5~35℃」となります。
発熱を防ぐために、通風の良い涼しい場所でなるべくプレイしましょう。
また、直射日光が当たる場所や、高温多湿な場所での使用は避けてください。
適切な使用環境は、Switchの寿命を延ばし、トラブルを予防する上で非常に重要です。
特に、夏場や冬場は、室温の変化に注意し、適切な温度環境でプレイすることが重要です。
Switchを修理依頼する方法は?
上記で紹介した対処法や予防策は自分でできる対処法になりますが、ファンが壊れていたり、内部の基板が破損していた場合は修理するしか方法がないです。
特にブルースクリーンなどの発生前などにフリーズを起こすこともあり、この症状は重度破損にもなるため修理対応も慎重選ぶ必要があります。
Switchの修理の依頼方法
Switchの修理方法は「メーカー修理」もしくは「専門の修理店に依頼」の2つになります。
メーカー修理の場合
メーカー修理の場合まずは保証期間を確認するようにしましょう。購入から1年以内であれば、保証期間内となるため無償で修理を受けられる場合があります。
保証期間が過ぎている場合は、有償での修理となります。
修理期間は10日〜2週間程度となります。
データに関しては一部の修理では残りますが、上記で紹介したブルースクリーンなどの基板破損では基板交換となり、データが消える可能性が高いです。
データを消したくない場合は次の専門の修理店に依頼をすうようにしましょう。
専門のSwitch修理店に依頼をする
ゲームドクターのようなSwitchを専門に修理を行う修理店に依頼をするのも1つの手です。
ゲームドクターでは本体の交換などはできないですが、故障した基板を修理する基板修理を行なっているので、基本的にデータをそのままで修理可能です。
もちろん、ファン交換などの通常修理でもデータはそのままで修理可能です。
修理期間も通常修理なら最短1日〜、基板修理などでも2日〜5日程度で修理が完了します。
専門の修理店は店頭で行っているものもあれば、ゲームドクターのように全国どこからでも依頼可能な郵送で修理依頼することも可能な所も多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゲーム中にフリーズする現象は故障の場合もありますし、一時的な不具合の可能性もあります。
故障かどうかを見極めるために原因と対処法を改めて確認してみてください。
もし、故障と思ったら早めに修理やサポートセンター、専門の方に相談をするようにしましょう。
ゲームドクターは今まで2500台以上のSwitchを修理してきた、プロのリペアスタッフが常駐しています。
Wi-fiのトラブルはもちろん Switch本体の「ゲームが読み込まない」、「充電ができない」「高温スリープ」、「水没」、「電源が入らない」、「エラーコード解除」 などほぼ全ての故障に対して修理することが可能です。
SwitchやSwitchLite・最新のSwitch(有機ELモデル)にも対応しております。
基本的にデータも消さずに、最短1日〜で修理対応が可能で、全国どこからでも郵送修理対応が可能です。
まずは、お困りの方はお気軽にご相談ください!
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この記事の監修者
ゲームドクター リペアスタッフ
ゲームドクターでは基板修理などの高度な技術を持ったリペアスタッフが2名在籍。両スタッフがSwitchのみならずスマートフォンやパソコンなどの修理に5年程携わり、NintendoSwitchが発売されて以降、Switch修理の技術を取得。2年程、修理技術の向上に努め、昨年の2020年10月に専門の修理屋として独立。設立後、お陰様で現在までに数百台のSwitch/SwitchLiteの修理をさせていただきました。
これまで数千台規模のデバイス修理やNintendoSwitch/SwitchLiteを修理してきた経験を元に、読者に分かりやすく修理記事をまとめていきます。