Nintendo Switch Lite 基板修理
【Switch】ジョイコンがBluetoothに繋がらない原因と対処法
Switch/SwitchLite専門修理のゲームドクターです。
ゲームドクターに最近よくいただく問い合わせとして「Nintendo SwitchにジョイコンをBluetooth(ブルートゥース)接続できない、他のワイヤレス機器が接続できない」症状があります。
無線接続が一切できず、「2110-0118」などのエラーコードが出る場合もあります。
色んな接続方法を試しても、一向に接続できず困っている方も多く、特にテレビモードで遊ぶ時は結構必須になってくるので不便です。
今回は実際の修理例を踏まえて、「Nintendo SwitchのBluetooth機能が使えなくなる理由」・「ゲームドクターで行うBluetooth接続を回復させる基板修理方法」についてご紹介していきます。
Nintendo SwitchにBluetoothが繋がらなくなる理由
SwitchがBluetoothに接続できなくなる理由として、いくつか原因があります。
・本体のシステム破損
・本体の電波制御部の破損
この3つが主な原因です。
上記2つはご自身でも改善できる可能性があります。
ジョイコンの故障によりBluetooth接続できない場合
ジョイコンの故障によりBluetoothに接続できなくなる場合があります。
その場合、どちらか片方が繋がらなくなることが多く、右左どちらが繋がらないかを確認してください。
もし、どちらか接続ができない場合は繋がらない方のジョイコンを新しい物に変えて、本体のスライドレールに差して登録を行ってください。それで接続ができればジョイコンの故障になるので、新しいジョイコンで今後遊ぶようにしましょう。
ソフトウェアの不具合でBluetooth接続ができない場合
本体の更新などで起こることが多く、本体更新後に急にBluetoothに接続できなくなった場合は、「セーブデータを残したまま初期化」を試してみましょう。
この方法を試して、Bluetoothの接続が改善したかどうかを確認してみましょう。
これで回復すれば、本体ソフトウェアの不具合となります。
メイン基板が破損し、Bluetoothに繋がらない場合
最後にメイン基板の故障に関してですが、何だかんだこのパターンが一番多いです。
原因は様々ですが、電波制御部の破損であることが多いので、BluetoothのみならずWi-fiにも繋がらなくなることが多いです。
もちろん、どちらか片方だけ繋がらないパターンもあります。
上記の2つを試して接続が回復しなければ、本体のメイン基板破損となります。
では、このメイン基板の故障を実際にゲームドクターの施設で修理する過程をご紹介していきます。
基板が壊れてBluetoothに繋がらないNintendo Switchを修理
今回はSwitchとSwitchLiteの3つの症例を見ていきます。
修理例①:Bluetoothに急に繋がらなくなったNintendo Switch
最初に運び込まれて来たのは「ゲームをしていると急にジョイコンの接続が切れて、そこから一切繋がらなくなった」と問い合わせをいただいたSwitchとなります。
ジョイコンを接続しようとしても、全く繋がらないような状態です。
ここから分解を行い修理をしていきます。
基板の取り外しに成功すれば、ストレージチップを取り外しWi-fiやBluetoothの制御チップを交換していきます。
この作業はかなり高度な修理技術が必要なため、日本全国でも行っている店舗は少ないです。
新しいチップの取り付けが完了すれば、組み立てて動作の確認を行っていきます。
無事、Bluetoothの接続が出来るようになりました。
これで作業完了になります。修理と修理後の検証作業を含めて3日程でご返却となりました。
もちろんデータもそのままで修理が完了しております。
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修理例②:Wi-fiにもBluetoothにも繋がらないNintendo Switch
続いて、Wi-fiにもBluetoothにも繋がらないSwitchを修理していきます。
BluetoothとWi-fiは同じ制御回路のため、同時に破損することがあります。
このようにWi-fiのアクセスポイントを拾わず、Bluetoothにも繋がらない状態です。
接続しようとするとエラーコードも表示されます。
こちらも分解を行い、同じく電波の制御チップを交換していきます。
交換後、起動を行うと
Wi-fiとBluetoothに無事繋がるようになりました。
こちらも作業時間と修理後の動作検証期間込みで3日程でご返却となりました。
もちろんデータもそのままでご返却しております。
修理例③:BluetoothとWi-fiに急に繋がらなくなったNintendo SwitchLite
続いてはSwitch Liteの修理例をご紹介していきます。
修理前はこんな感じです。
インターネット設定を確認すると全くWi-fiが掴んで無い状態です。
分解を行い修理例1,2と同じ作業を行なっていきます。
SwitchとSwitchLiteについているチップは基本的に同じです。
*一部型番が違うチップもあります。
交換が完了すれば、同じく組み立てて動作の確認を行なっていきます。
実はSwitchLiteもジョイコンに接続できます。
意外と知らない人も多いです。
これで作業完了になります。修理と修理後の検証作業を含めて3日程でご返却となりました。
こちらもデータもそのままで修理が完了しております。
このWi-fiやBluetooth接続不良を放置していると、最悪の場合オレンジスクリーンという症状になってしまう場合もあります。
【直ります】Switchにオレンジスクリーンが出てロゴフリーズ!?
まとめ
いかかでしたでしょうか?
Bluetoothに接続できないと意外と不便で、症状が悪化しWi-fiにも繋がらなくなるとデータの移行なども難しくなってきます。
なので、早めの対策が必要になります。
ゲームドクターでは今まで数百台規模でSwitchを修理してきた、プロのリペアスタッフが常駐しています。
ゲームドクターではBluetoothやWi-fiの修理以外にも 「液晶破損」、「ゲームが読み込まない」、「充電ができない」「高温スリープ」、「水没」、「基板修理(電源が入らない)」 などほぼ全ての故障に対して修理することが可能です。
基本的にデータも消さずに、最短1日〜で修理対応が可能で、全国どこからでも郵送修理対応が可能です。
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この記事の監修者
ゲームドクター リペアスタッフ
ゲームドクターでは基板修理などの高度な技術を持ったリペアスタッフが2名在籍。両スタッフがSwitchのみならずスマートフォンやパソコンなどの修理に5年程携わり、NintendoSwitchが発売されて以降、Switch修理の技術を取得。2年程、修理技術の向上に努め、昨年の2020年10月に専門の修理屋として独立。設立後、お陰様で現在までに数百台のSwitch/SwitchLiteの修理をさせていただきました。
これまで数千台規模のデバイス修理やNintendoSwitch/SwitchLiteを修理してきた経験を元に、読者に分かりやすく修理記事をまとめていきます。