新型Switch(有機ELモデル)基板修理
【プロが教える】Switchの電源が入らない原因と修理方法
Switch/SwitchLite専門修理のゲームドクターです。
先日、「Nintendo Switchが充電できなくなって、電源が入らなくなってしまった」と問い合わせがありました。
Switch・SwitchLiteの電源が入らない・充電ができない症状の問い合わせが最近よくいただきます。
購入後間もない場合は保証内でメーカーに修理を依頼することも可能ですが、今回中のデータが全て消えてしまうと言われ、メーカー修理を諦められたそうです。
そこでデータを消さずに修理ができるゲームドクターにご相談いただきました。
今回は「NintendoSwitch(ニンテンドースイッチ)・SwitchLite(スイッチライト)の電源が入らなくなる原因とまず自分でやってほしい対処法」・「実際に修理する方法」をご紹介していきます。
Nintendo Switch・SwitchLiteの電源が入らない原因

Switchの電源が入らない原因は様々ですが、最も多い原因が「メイン基板の破損」となります。
バッテリーが原因と思う方も多いのですが、9割以上のSwitchはメイン基板が壊れています。
過去の記事でも記載しているのですが、Switchは内部で電気的なトラブルが起こることが多く、電源ICや充電ICに不具合を起こし、起動ができなくなってしまいます。
もちろん全てが全て基板の問題ではないので、電源が入らなくなった場合、以下のことを試してみてください。
長期間の放置による過放電
数ヶ月から半年以上Switchを使わずに放置していた場合、バッテリーが完全に空の状態になります。この状態が続くと、充電回路に異常な負荷がかかり、電源ICや充電IC周辺の部品がショートすることがあります。
実際の修理事例では、「久しぶりに遊ぼうと思って充電器に挿したら全く反応しない」という相談が非常に多く寄せられています。
充電中の衝撃や落下
充電ケーブルを挿した状態でSwitchを落としたり、足をケーブルにひっかけて引っ張ってしまったりすると、USB端子が破損します。この破損が原因で、端子と接続されている電源IC(M92チップなど)がショートし、電源が入らなくなるケースが増えています。
USB端子の破損は見た目では分かりにくいことも多く、内部で基板との接続部分が損傷していることがあります。
熱による基板へのダメージ
Switchは高性能なゲーム機のため、長時間のプレイや充電しながらのゲームプレイで本体内部が高温になります。この熱が繰り返し基板に加わることで、はんだ接合部分が劣化したり、ICチップ自体が熱ストレスでダメージを受けたりします。
特に夏場の車内や直射日光の当たる場所での使用・保管は、想定以上の温度になるため注意が必要です。
水分や湿気による腐食
飲み物をこぼした、雨に濡れた、結露が発生したなど、少量の水分でも基板の腐食やショートの原因になります。
水没ではなくても、湿度の高い場所での長期保管により、基板上の金属部分が酸化して接触不良を起こすこともあります。
その他の電源が入らない原因
基板破損以外にも、以下のような原因が考えられます。
・バッテリーの劣化・膨張
使用期間が3年以上経過しているSwitchの場合、バッテリーの寿命により電源が入らなくなることがあります。特にバッテリーが膨張している場合は、内部の基板を圧迫し、別のトラブルを引き起こす可能性もあります。
ただし、純粋なバッテリー不良だけで電源が入らなくなるケースは全体の1割以下程度です。
ほとんどは基板の故障になります。
・システムソフトウェアのフリーズ
アップデート中の強制終了や、ゲームプレイ中の異常なフリーズにより、システムが起動できない状態になることがあります。この場合は基板の物理的な破損ではないため、電源ボタンの12秒以上長押しで復旧できる可能性があります。
・電源ボタンの故障
物理的な電源ボタン自体が破損していたり、内部のスイッチ機構が壊れていたりする場合もあります。この場合は充電マークは表示されるものの、電源ボタンを押しても反応しないという症状になります。
もちろん全てが全て基板の問題ではないので、電源が入らなくなった場合、以下のことを試してみてください。
データを消さずに直せます
メーカー修理では消えてしまう大切なセーブデータも、
ゲームドクターならデータそのままで復旧可能です。
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Switchの電源が入らない時、自分でできる対処法

電源ボタンを12秒以上長押し後、充電や電源投入を行う
電源が入らなくなった場合、電源ボタンを12秒以上長押しし、再度電源の投入や充電を行うと起動できることがあります。
この操作により、本体の強制再起動が実行されます。一時的なシステムエラーやフリーズ状態であれば、この方法で改善することがあります。
- 電源ボタンを12秒以上しっかりと長押しする
- ボタンから指を離し、30秒程度待つ
- 再度電源ボタンを押して起動を試みる
- それでも反応がない場合は、充電器に接続して1時間以上充電する
- 充電後、再度電源ボタンを押してみる

内部のシステム的なトラブルで一時的に電源が入らなくなってしまっている場合は、電源ボタンの長押し後、電源をつけると改善することがありますので、まずはこちらをお試しください。
充電マークが出ているが電源が入らない場合
充電マークが出ているが電源が入らない・充電が溜まらない場合は充電が上手くできていない場合がございます。
その場合、一度充電器の抜き差しやコンセントを変えてみる・充電器自体を変えてみてください。
充電器やケーブルの接触不良、あるいは充電器自体の故障により、十分な電力が供給されていない可能性があります。特にサードパーティ製の充電器を使用している場合は、純正のACアダプターで試すことをおすすめします。
また、USB端子部分にホコリやゴミが詰まっていると、充電がうまくできないことがあります。懐中電灯などで照らして確認し、もし異物があれば、乾いた綿棒やエアダスターで優しく取り除いてください。金属製のピンなど硬いもので掃除すると端子を傷つけるので避けましょう。

Switchは充電が空の状態だと30分程、電源が入るのに時間がかかりますので、しばらく触らずに放置しておくと起動することもあります。
特に長期間使用していなかったSwitchの場合、充電器に接続してから最初の30分〜1時間は全く反応しないことが正常な動作です。焦らずに充電を続けてください。
本体を冷ます・温める
極端に高温または低温の環境で使用・保管していた場合、安全機能が働いて電源が入らなくなることがあります。
真夏の車内や暖房器具の近くに置いていた場合は、涼しい場所で30分以上冷ましてから起動を試してください。逆に真冬の屋外や冷たい場所にあった場合は、室温で1時間程度置いてから電源を入れてみましょう。
上記を試しても電源が入らない場合はメイン基板の破損が考えられるので、修理が必要になってきます。
電源が入らないNintendo Switchどこで修理する?

Switchの修理方法として、以下の2つの方法があります。
メーカー修理
メーカー修理は公式な修理サービスです。Switchの電源が入らなくなった場合、購入後1年以内で正しい使い方をしており、外部損傷がない場合は、保証内で交換してもらえる可能性があります。
しかし、落下などによる自己損傷や保証期間を過ぎている場合は、有償での交換となります。

電源が入らない故障は基板破損であることが多いため、基本的には基板交換が必要です。
そのため、バックアップを取っていない場合、修理に出すとデータが全て消えてしまいます。この点に関しては依頼をする際に十分な注意が必要です。
修理期間は通常10日から14日ほどかかります。修理が完了して郵送で戻ってくるまでに約半月を見ておいた方が良いでしょう。
専門修理店に依頼する
ゲームドクターのようにSwitchの修理を専門に行う業者が全国にあります。しかし、電源入らないSwitchを修理可能な店舗は少ないです。
理由としてはメーカー修理では基板交換ですが、専門の修理店では基板修理を行います。
この基板修理は高度な技術が必要になるため、扱える店舗が少ないです。
そのため、基板故障の場合は、修理店を慎重に選ぶことが非常に重要です。
適切な修理を受けられるよう、信頼性の高い修理店を選ぶようにしましょう。

ゲームドクターでは基板修理であれば、修理期間は3日から5日ほどで完了します。
修理が成功し、復旧した場合は、全てのデータがそのまま残った状態でお返しすることが可能です。
では、実際にゲームドクターで行った基板修理の事例をみていきましょう。
「修理できる?」「費用はいくら?」など、
専門スタッフが丁寧にお答えします。
電源が入らないNintendo Switchを修理
では、実際にゲームドクターで行った修理事例を見ていきましょう。
急に充電ができなくなったSwitch(有機ELモデル)
今回運び込まれてきたのは「急に充電・電源が入らなくなったNintendo Switch(有機ELモデル)」です。
修理前の状態はこんな感じです。

全く充電ができない状態で、起動もできません。
ここから分解を行い検査をしていきます。

検査を行うと充電ICの破損とコンデンサーのショートが確認できたので、交換作業を行います。


交換後は電流値などが正常に戻りましたので、仮組みをして起動を確認します。

無事、起動と充電ができるようになりました。
今回は検査・修理にそこまで時間がかからなかったので、修理後の動作検証も含めて2日でご返却をなりました。もちろんデータもそのままで修理完了しています。
充電ができず、電源も入らないNintendoSwitchの基板修理
今回運び込まれてきたのは「久しぶりにSwitchで遊ぼうと思い、充電器に挿したが1日充電しても全く起動がしない」と問い合わせとご依頼をいただきました。
修理前の状態はこのような状態です。

充電器に挿しても全く充電マークも出ず、起動もできないような状態でした。
ここから分解を行い検査をしていきます。
まずは電源IC付近のショートを疑うため、周辺のチップをテスターで検査していきます。
今回はM92と呼ばれるチップがショートしていたので、交換作業をしていきます。

顕微鏡を見ながら慎重に交換作業を行なっていき、無事交換した後は周りのチップのショートも無くなり、ここは修理完了です。
この電源ICはUSBが破損したり・しかかっていることでショートすることが多いので、USBも検査していきます。

案の定、USBも破損しており恐らく久しぶりに充電器を挿した時に、USBが壊れた影響で運悪く電源ICがショートしてしまったと思われます。
このままUSBも交換作業をしていきます。


USBの交換も無事終わったので、起動を確認していきます。

無事、起動もでき充電も問題なさそうでした。
*充電が100%の時に写真を撮ったので、ジョイコンしか充電がされていないように見えますが、本体の充電も0%〜100%まで問題ありませんでした。
こちらも、修理に1日・動作検証に1日の計2日でご返却となりました。
データももちろんそのままで修理完了です。
電源が入らないNintendoSwitch Liteを基板修理
続いて、ご依頼いただいたのは「ゲームをしていると急に電源が入らなくなった」と問い合わせ・ご依頼をいただいたSwitchLiteです。
早速、ご郵送いただきSwitch Liteを検査すると

電流値が0.00Aと全く電気が通っていない状態となっていました。
この状態ですと電気が通っていないので、電源はつきません。 では、分解して中を検査・修理を行なっていきます。

実はSwitch LiteはノーマルのSwitchよりネジの数が多く、構造が複雑です。
ここからメイン基板を外し、回路を1つずつチェックしていくとバッテリーを認識する電源ICの周りがショートしていました。

基板の背面に取り付けられているチップです。 このチップが怪しいので、交換を行なっていきます。

交換を行ない、基板のみの電流値を図ると正常値になったので仮で組み立てて電源を入れてみます。

無事、電源が入るようになりました。
修理期間は同じく2日で完了となりました。
ゲームデータもそのままです。
どうぶつの森のデータがどうしてもということだったので、本当によかったです。
これで全て組み立てて動作確認を行い、お客様のお手元にご返却します。
こちらは修理に2日・動作検証に1日の計3日でご返却となりました。
データももちろんそのままで修理完了です。
ゲームドクターのYoutubeチャンネルにて実際にエラーコードが発生し、電源が入らないSwitchの修理している動画をあげております。
興味のある方はぜひチェックしてみてください。
電源が入らないNintendo Switchどこで修理する?

Switchの修理方法として、以下の2つの方法があります。
メーカー修理
メーカー修理は公式な修理サービスです。Switchの電源が入らなくなった場合、購入後1年以内で正しい使い方をしており、外部損傷がない場合は、保証内で交換してもらえる可能性があります。
しかし、落下などによる自己損傷や保証期間を過ぎている場合は、有償での交換となります。
メーカー修理のメリット
公式サポートの安心感
任天堂の正規サービスセンターでの修理となるため、修理品質や対応の信頼性は高いです。修理後も一定期間の保証が付くため、再度同じ故障が発生した場合も対応してもらえます。
保証期間内なら無料の可能性
購入から1年以内で、自然故障と認められれば無料で修理してもらえます。保証書と購入証明があれば、手続きもスムーズに進みます。
メーカー修理のデメリット
データが全て消える

電源が入らない故障は基板破損であることが多いため、基本的には基板交換が必要です。そのため、バックアップを取っていない場合、修理に出すとデータが全て消えてしまいます。この点に関しては依頼をする際に十分な注意が必要です。
セーブデータ、ダウンロードしたゲーム、スクリーンショット、プレイ記録など、本体に保存されていた全てのデータが初期化されます。Nintendo Switch Onlineに加入してクラウドセーブを利用していても、一部のゲーム(どうぶつの森、スプラトゥーンなど)はクラウド保存に対応していないため、これらのデータは完全に失われます。
何百時間もプレイしたゲームのセーブデータや、大切な思い出のスクリーンショットが消えてしまうことに、多くのユーザーが困っています。
修理期間が長い
修理期間は通常10日から14日ほどかかります。修理が完了して郵送で戻ってくるまでに約半月を見ておいた方が良いでしょう。
繁忙期(年末年始、夏休みなど)には、さらに時間がかかる場合もあります。その間、ゲームができない状態が続くため、日常的にSwitchで遊んでいる方にとっては大きな不便となります。
修理費用が高額になる可能性
保証期間外の基板交換は、13,200円程度の費用がかかります。これに往復の送料も加わるため、総額では15,000円前後の出費になることもあります。
本体の状態によっては「修理不可」と判断され、新品購入を勧められるケースもあります。
専門修理店に依頼する
ゲームドクターのようにSwitchの修理を専門に行う業者が全国にあります。しかし、電源入らないSwitchを修理可能な店舗は少ないです。
理由としてはメーカー修理では基板交換ですが、専門の修理店では基板修理を行います。この基板修理は高度な技術が必要になるため、扱える店舗が少ないです。
専門修理店の特徴
基板修理という技術
基板修理とは、故障した基板そのものを交換するのではなく、基板上の破損した部品(ICチップ、コンデンサ、抵抗など)を特定し、その部品だけを交換・修理する技術です。
この作業には以下のような専門技術が必要です。
- 顕微鏡を使った精密なはんだ作業
- テスターによる電流値・電圧値の測定と異常箇所の特定
- 回路図の読解と故障箇所の推定
- 微細な部品の取り外しと取り付け
これらの技術を持つ修理技師は限られており、一般的な街の修理店では対応できないことが多いです。
データを残せる可能性

基板交換ではなく基板修理のため、本体のストレージ部分が無事であれば、全てのデータを残したまま修理できます。ただし、修理店によって技術力に差があるため、店舗選びは慎重に行う必要があります。
信頼性の高い修理店に依頼をすれば、修理可能となればほぼ確実にデータは戻ってきます。
専門修理店を選ぶポイント
修理実績の確認
ホームページやSNSで、実際の修理事例が公開されているかを確認しましょう。写真付きで修理工程が説明されていたり、お客様の声が掲載されていたりする店舗は信頼性が高いです。
修理台数や成功率などの具体的な数字が示されていると、より判断しやすくなります。
見積もり・診断の対応
無料で見積もりや診断を行ってくれる店舗を選びましょう。事前に修理可能かどうか、費用はいくらかかるかを明確に教えてくれる店舗は安心です。
また、修理不可の場合の対応(キャンセル料の有無、送料負担など)も確認しておくと良いです。
ゲームドクターのように万が一、修理不可の場合でも作業費はかからず、往復送料のみで対応できるお店もあります。
郵送対応の可否
近くに専門店がない場合、郵送で修理を受け付けてくれる店舗が便利です。

ゲームドクターでは基板修理であれば、修理期間は3日から5日ほどで完了します。修理が成功し、復旧した場合は、全てのデータがそのまま残った状態でお返しすることが可能です。
また、万が一修理がうまくいかなかった場合でも、往復の送料のみを負担していただき、修理費用はかかりません。
修理店とメーカー修理の比較表
| 項目 | 専門修理店(ゲームドクター) | メーカー修理 |
| データ保持 | 修理ができれば確実に残る | 全て消去される |
| 修理期間 | 2~5日程度 | 10~14日程度 |
| 修理方法 | 基板修理(部品交換) | 基板交換 |
| 修理費用 | 故障内容により変動 | 保証外:13,200円程度 |
| 修理不可の場合 | 送料のみ負担 | 診断料が発生する場合あり |
| 保証 | 修理後保証あり | 修理後保証あり |
| 技術力 | 3,000台以上の修理実績 | 公式の基準あり |
どちらを選ぶべきか
データを残したい場合
バックアップを取っていない、クラウド保存に対応していないゲームのセーブデータがある、思い出のスクリーンショットを残したいという場合は、専門修理店への依頼を検討しましょう。
特に「どうぶつの森」や「ポケットモンスター」「スプラトゥーン」など、何百時間もプレイしたゲームのデータがある場合、専門店での基板修理が唯一の選択肢になります。
保証期間内・データは諦められる場合
購入から1年以内で保証書がある場合や、既にバックアップを取っている場合、データが消えても問題ない場合は、メーカー修理が安心です。
公式サポートの信頼性と、保証期間内であれば無料で対応してもらえるメリットがあります。
修理費用を抑えたい場合
保証期間外でメーカー修理が有償になる場合、専門店の方が費用を抑えられることがあります。ただし、故障内容によっては専門店でも高額になる場合があるため、必ず事前見積もりを取りましょう。
NintendoSwitchの電源が入らないトラブルの予防策
Switchは定期的な充電をして保管を推奨
Nintendoの公式に下記の記載があります。
・半年に一度は充電してください。長期間充電しないと、過放電の状態になり充電できなくなることがあります。
・充電を繰り返すと、使用できる時間が少しずつ短くなります。
・フル充電後は、自動的に充電が止まります(Nintendo SwitchドックやACアダプターに接続したままにしても、過充電はされません)
引用:Nintendo
実際にしばらく放置したSwitchを久しぶりにつけると電源が入らなくなった事例が多々あります。
そのため、定期的な充電を行い同様のトラブルが起きないように注意しましょう。
本体を投げたり落としたりしない
ゲームに負けて投げたり、手を滑らせて落としたりすることで、基板が壊れてしまう方も多いです。
Switchに衝撃を与えることをなるべく避けるようにしましょう。
充電しながらの使用は避ける

充電しながら使用することで、バッテリー劣化を早めることを勿論のこと、コードに足をひっかけて充電口が壊れてその影響で基板がショートすることもあります。
充電は足をひっかけないようにコードを束ねて、テーブルの上などでするようにしましょう。
ケースに入れて保管をする
本体を本体カバーや収納ケースに入れて保管することで、落下や埃などからSwitchを守ってくれます。
意外とそのままで保管している人も多いので、購入したらまずがケースも一緒に買うようにしましょう。
よくある質問:FAQ
-
Switchの電源が入らなくなったら、まず何をすればいいですか?
-
まずは電源ボタンを12秒以上長押しして、強制再起動を試してください。その後、純正の充電器で1時間以上充電し、再度電源を入れてみましょう。
それでも反応がない場合は、基板破損の可能性が高いため、修理の検討が必要です。
-
メーカー修理と専門修理店、どちらがいいですか?
-
データを残したい場合は専門修理店、データが消えても問題ない場合やメーカー保証期間内であればメーカー修理をおすすめします。
専門修理店を選ぶ場合は、修理実績が豊富で、無料見積もりを行っている店舗を選びましょう。
-
修理に出すとセーブデータは消えますか?
-
メーカー修理では基板交換となるため、基本的に全てのデータが消えます。専門修理店での基板修理であれば、データを残せる可能性があります。
Nintendo Switch Onlineに加入している場合、一部のゲームはクラウドセーブから復元できますが、「どうぶつの森」「スプラトゥーン」「ポケットモンスター」などは対応していないため注意が必要です。
-
長期間使わないSwitchはどう保管すればいいですか?
-
バッテリー残量を50%程度にした状態で、ケースに入れて保管してください。2〜3ヶ月に1回は電源を入れて充電し、過放電を防ぎましょう。
高温多湿の場所を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管するのが理想的です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Switchの電源が入らなくなってしまい、バックアップを取っていないとデータが消えてしまうと焦ってしまう方も多いですが、適切な処置を行えばしっかりデータもそのままで復旧いたします。
同じ症状で困っている方は是非今回の記事をご参考いただければと思います。
ゲームドクターは今まで数百台規模でSwitchを修理してきた、プロのリペアスタッフが常駐しています。
様々な故障内容に対応しており、「ゲームが読み込まない」、「充電ができない」「高温スリープ」、「水没」、「電源が入らない」、「エラーコード解除」 などほぼ全ての故障に対して修理することが可能です。
今回紹介したNintendoSwitch(有機ELモデル)だけでなく、旧型のSwitchやSwitchLiteにも対応しております。
基本的にデータも消さずに、最短1日〜で修理対応が可能で、全国どこからでも郵送修理対応が可能です。
まずは、お困りの方はお気軽にご相談ください!
「修理できる?」「費用はいくら?」など、
専門スタッフが丁寧にお答えします。
この記事の監修者

ゲームドクター リペアスタッフ
ゲームドクターでは基板修理などの高度な技術を持ったリペアスタッフが2名在籍。両スタッフがSwitchのみならずスマートフォンやパソコンなどの修理に5年程携わり、NintendoSwitchが発売されて以降、Switch修理の技術を取得。2年程、修理技術の向上に努め、昨年の2020年10月に専門の修理屋として独立。設立後、お陰様で現在までに数百台のSwitch/SwitchLiteの修理をさせていただきました。
これまで数千台規模のデバイス修理やNintendoSwitch/SwitchLiteを修理してきた経験を元に、読者に分かりやすく修理記事をまとめていきます。