Nintendo Switch エラーコードの修理
【これが原因】エラーコード「2113-0218」が出たSwitchを修理する
Switch/SwitchLite専門修理のゲームドクターです。
ゲームドクターへ、「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ) がWi-Fiに繋がらなくなり、画面に突然エラーコード2113-0218が表示された」と問い合わせをいただきました。
このエラーコードですが、比較的稀なエラーコードでそこまで症状として多くは無いですが、致命的な不具合ではあります。
メーカーに修理を依頼するとセーブデータが消えると言われて、バックアップを取っていないとのことで、セーブデータを消さずに修理が出来るゲームドクターにご依頼をいただきました。
このエラーコードの改善方法として2つ方法があります。
今回は「Switchにエラーコード2113-0218が出る理由」と「ゲームドクターで行った実際の修理方法」を解説していきます。
目次
Nintendo Switchにエラーコード2113-0218が出る理由
このエラーコードが出る理由として2つあります。
・メイン基板の電波制御部の破損
最初にシステムの不具合で出ている場合に試して欲しいことを、次に解説します。
メンテナンスモードからシステムを修復
まず、Switchにはメンテナンスモードと呼ばれるモードがあり、入り方として
電源を切る→音量プラス・マイナスを押しながら電源を入れる→しばらくプラス・マイナスは押しっぱなし→画面が切り替わったら、それがメンテナンスモードです。
この状態はSwitchがシステムトラブルで起動ができない時に使用する方法です。
最初に「本体の更新」が可能であれば、本体の更新を試してみましょう。
本体の更新が完了すれば、再起動がかかるのでそれで正常に起動が完了すれば、修復完了です。
それでもエラーコードが発生する場合は、「セーブデータを残したまま初期化」を試してみましょう。
*残るデータ↓↓
・ソフトのデータ
・セーブデータ
・画面写真/動画
・ユーザーの情報
・ニンテンドーアカウントとの連携
・ニンテンドーアカウントの「いつもあそぶ本体」の登録(インターネット接続時のみ)
・本体設定などの各種設定情報
・エラー履歴などの各種履歴情報
この方法で起動が正常に出来れば、システムの不具合は修復されているので、起動しているうちにバックアップを早めに取りましょう。
これでも起動できない場合は以下の故障原因が考えられます。
Nintendo Switchのメイン基板が破損
上記の方法を試して直らない場合は、Nintendo Switchのメイン基板が破損している可能性があります。
基板が破損し、この「2113-0218」のエラーコードが出る場合、電波制御部が破損している可能性が高く、その部分の回路修復もしくはチップ交換で改善することが多いです。
次に実際にゲームドクターで行ったメイン基板の修理方法を見ていきましょう。
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エラーコード2113-0218が出たNintendo Switchの基板を修理
今回運び込まれてきたのは、「ゲーム中に突然エラーコード2113-0218が出た」、Nintendo Switchになります。
修理前の写真を撮り忘れたため、分解をして修理する所から始めていきます…
ここから電波の制御チップの回路をチェックしていきます。
実はこのエラーコードが出る前にWi-Fiに繋がりにくくなっていたとのことで、この辺の回路が怪しいと判断させていただきました。
ここがSwitchの電波を制御しているチップになります。
ちなみにここが壊れると、他に「オレンジスクリーン」や「ロゴフリーズ」といった症状が出ることもあります。
【直ります】Switchにオレンジスクリーンが出てロゴフリーズ!?
このチップが破損し今回のエラーコードが出ていることが、回路チェックで確認できたので、交換作業をしていきます。
交換が完了すれば、組み立てエラーコードが表示されないかをチェックします。
問題なく起動しました。
電波の制御部分を修理した場合は、Wi-FiやBluetoothに問題なく接続できるかも確認します。
問題なければ、これで修理完了となります。
ここまでの作業時間は2日、+1日動作検証をを行い症状が再発しないかをチェックします。
もちろんデータも消さずに修理しております。
【修理】 Switchにエラーコード2101-0001が出て電源が入らない
まとめ
いかかでしたでしょうか?
エラーコードが表示されて起動ができなくなってしまう焦るとは思いますが、しっかり対処を行えば直る可能性はあるので、是非この記事をご参考ください。
ゲームドクターでは今まで数百台規模でSwitchを修理してきた、プロのリペアスタッフが常駐しています。
ゲームドクターではオレンジスクリーンの修理以外にも 「ゲームが読み込まない」、「充電ができない」「高温スリープ」、「水没」、「基板修理(電源が入らない)」 などほぼ全ての故障に対して修理することが可能です。 Switchだけでなく、Switch Liteでも修理対応可能です。
基本的にデータも消さずに、最短1日〜で修理対応が可能で、全国どこからでも郵送修理対応が可能です。
まずは、お困りの方はお気軽にご相談ください!
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この記事の監修者
ゲームドクター リペアスタッフ
ゲームドクターでは基板修理などの高度な技術を持ったリペアスタッフが2名在籍。両スタッフがSwitchのみならずスマートフォンやパソコンなどの修理に5年程携わり、NintendoSwitchが発売されて以降、Switch修理の技術を取得。2年程、修理技術の向上に努め、昨年の2020年10月に専門の修理屋として独立。設立後、お陰様で現在までに数百台のSwitch/SwitchLiteの修理をさせていただきました。
これまで数千台規模のデバイス修理やNintendoSwitch/SwitchLiteを修理してきた経験を元に、読者に分かりやすく修理記事をまとめていきます。