Nintendo Switch イヤホンジャック修理
【修理・対処法】Switchのイヤホンから音が聞こえない!?【片方?両方?】
Switch/SwitchLite専門修理のゲームドクターです。
ゲームドクターによくお問い合わせをいただく故障として「Nintendo Switchのイヤホンジャックにイヤホンを差しても認識しない/全く音が聞こえない」症状があります。
イヤホンジャックのトラブルは購入後、1年〜2年程経っているSwitchに多く、両方聞こえない時と片方のみしか聞こえないパターンもあります。
今回は修理例を踏まえて、「Switchのイヤホンジャックが壊れた場合に出る症状」・「ゲームドクターで行うイヤホンジャックの交換方法」についてご紹介していきます。
目次
Nintedo Switchのイヤホンジャックが壊れた時に出る症状
Switchのイヤホンジャックが壊れた時に出る症状として、以下の3つがあります。
・イヤホンのどちらか片方からしか音が出ない
・イヤホンのマイク機能が使えない
3つ目以外は確実にSwitch本体のイヤホンジャックの故障が原因です。
1つずつ症状の説明をしていきます。
まず、全く音が出ないパターンの特徴として、イヤホンをSwitch本体に差した時に左上にイヤホンマークが一瞬現れるのですが、完全に壊れてしまった場合はこのマークが出ず、イヤホンを差した状態でも音を流すとスピーカーから音が出ます。
次に片方しか聞こえない場合は、イヤホンを差した時に左上にイヤホンマークが出ることは多いですが、イヤホンからの音が片方しか聞こえないです。
経験上、左耳が聞こえないことが多いです。
この2つは確実にイヤホンジャックの故障になります。
続いてマイク機能が使えない場合ですが、このマイク機能の問い合わせとして多いのが「フォートナイト」のボイスチャットが使えないパターンです。
もし、イヤホンの接続も不安定でかつボイスチャットが出来ない場合は、イヤホンジャックの故障も考えられるのですが、全くイヤホンの機能に問題が無く、「フォートナイト」におけるボイスチャットのみが出来ない場合は、Switch本体のOSとフォートナイトのゲームソフト間の不具合が問題ですので、基本的に修理で直すことが出来ませんので、ご注意ください。
以上3つのパターンが故障の特徴となります。
でが、続いてゲームドクターで実際に行ったSwitchのイヤホンジャックの交換修理を見ていきましょう。
イヤホンジャックが使えないNintendo Switchを修理する
でが、早速実際にイヤホンが壊れたSwitchの修理方法を2つほど見ていきましょう。
修理事例①:イヤホンが全く反応しないNintendo Switch
今回運び込まれて来たのは、「イヤホンを差しても左上にイヤホンマークができない」Nintendo Switchとなります。
修理前はこんな感じです。
イヤホンを差しても全く反応しないような状態で、このまま音を出すとスピーカーから音が出ます。
ここから分解を行い、イヤホンジャックを交換していきます。
イヤホンジャックの部品はゲームスロットの部品と一緒についているので、これを外して交換作業をしていきます。
画像右の黒い部品がイヤホンジャックをなります。
破損しているジャックを外して、部品を交換していきます。
交換が完了すれば、組み立ててイヤホンが認識するかを見ていきます。
しっかり左上にイヤホンの認識マークが表示されましたね。
もちろん、イヤホンは両方からしっかり音が出るようになりました。
作業時間は1日で完了したので、届いた翌日にはご返却をなりました。
イヤホンなどのパーツ交換のみの修理は基本的に1日〜2日でご返却となります。
もちろんデータもそのままで修理を行っております。
修理事例②:Nintendo Switchのイヤホンがブツブツ途切れる
続いて、「イヤホンが反応しなかったり、ブツブツ途切れたりする」と問い合わせがあったSwitchです。
修理前の状態はこんな感じです。
修理前はイヤホンが殆ど反応せずに、反応しても音が途切れるような状態でした。
ここから分解をして先程と同じく、イヤホンジャックの部品を交換していきます。
イヤホンジャックの交換が完了したので、組み立てて動作確認を行っていきます。
しっかり反応して、音が途切れることも無くなりました。
こちらも作業時間は1日で完了したので、届いた翌日にはご返却をなりました
データもそのままで修理を行っております。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
イヤホンが使えないと意外と不便で、夜に静かに音を出しながらゲームができなくなります。
イヤホンジャックが壊れる前の症状として音が「ブツブツ」途切れるような感じがあります。
そうなると、壊れる前兆になるので早めに修理をしましょう。
ただ、イヤホン側が壊れている可能性もあるので、何本のイヤホンで試してダメだった、是非ご相談ください。
ゲームドクターでは今まで数百台規模でSwitchを修理してきた、プロのリペアスタッフが常駐しています。
ゲームドクターではイヤホンジャックの修理以外にも 「液晶破損」、「ゲームが読み込まない」、「充電ができない」「高温スリープ」、「水没」、「基板修理(電源が入らない)」 などほぼ全ての故障に対して修理することが可能です。 Switchだけでなく、Switch Liteでも修理対応可能です。
基本的にデータも消さずに、最短1日〜で修理対応が可能で、全国どこからでも郵送修理対応が可能です。
まずは、お困りの方はお気軽にご相談ください!
この記事の監修者
ゲームドクター リペアスタッフ
ゲームドクターでは基板修理などの高度な技術を持ったリペアスタッフが2名在籍。両スタッフがSwitchのみならずスマートフォンやパソコンなどの修理に5年程携わり、NintendoSwitchが発売されて以降、Switch修理の技術を取得。2年程、修理技術の向上に努め、昨年の2020年10月に専門の修理屋として独立。設立後、お陰様で現在までに数百台のSwitch/SwitchLiteの修理をさせていただきました。
これまで数千台規模のデバイス修理やNintendoSwitch/SwitchLiteを修理してきた経験を元に、読者に分かりやすく修理記事をまとめていきます。